2013年F1第3戦中国GPは現地時間13日、上海インターナショナル・サーキットで公式予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがチーム移籍後初、メルセデスにとって2年連続となるポールポジションを獲得した。

 現地時間14時(日本時間15時)から行われた中国GPの公式予選は、セカンドラウンドのQ2でレッドブルのマーク・ウエーバーがガス欠と思われる症状でノックアウトされるという波乱もあり、最終ラウンドのQ3にはフェラーリ、メルセデス、ロータスの各2台とレッドブルのセバスチャン・ベッテル、マクラーレンのジェンソン・バトン、トロロッソのダニエル・リカルド、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグという10台が進んだ。

 ミディアムタイヤ中心のレース戦略が予想されるため、Q1、Q2を通じてソフトタイヤでの争いが繰り広げられた今回の予選は、最後のQ3もソフトタイヤが中心となったが、レッドブルのベッテルとマクラーレンのジェンソン・バトンのふたりだけは、ミディアムタイヤによるスタートを見据え、ライバルとは異なる戦略でQ3に挑むことを選んだ。

 そのなか、セッション終了間際に1アタックで争われたポールポジションバトルは、キミ・ライコネンを約コンマ3秒ほど上回ったハミルトンのものとなり、Q1、Q2をいずれもトップで通過していたハミルトンは、全セッショントップというかたちでチーム移籍後初、メルセデスにとっては昨年のニコ・ロズベルグに続く2年連続のポール獲得を果たした。

 初日からソフトタイヤで速さを見せていたフェラーリ勢は、フェルナンド・アロンソが3番手にくい込み、僚友フェリペ・マッサを今季初めて上回ることに。4番手にはFP3でのトラブルから挽回したロズベルグが入り、以下フェリペ・マッサ、ロメイン・グロージャン、ダニエル・リカルドと続いた。

 ミディアムタイヤを履いたバトンとベッテルはそれぞれ8番手と9番手に。ベッテルはパフォーマンスランに入ったものの、ターン14でオーバーランを喫したことからピットへ帰還しノータイム。それを見たバトン陣営が、ノータイム作戦を急遽変更しコントロールラインを通過、2分超のタイムとなるもノータイムのベッテルの前に出ることに成功した。

 また、ピットから離れなかったザウバーのヒュルケンベルグは10番手という結果に終わっている。

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