F1第9戦ドイツGPは、6日14時(日本時間21時)より公式予選が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが今季3度目、通算29度目のポールポジションを獲得した。

 午前中に行なわれたFP3に引き続き、雲間から日差しののぞく天候のなか始まった公式予選。ファーストラウンドとなるQ1開始時の気温は24度、路面温度は42度を記録した。

 ポールポジションを決するQ3には、レッドブル、フェラーリ、ロータスの2台と、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン、ニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルドが進出。
 フリー走行から好調を維持してきたメルセデスのニコ・ロズベルグは、Q2序盤に好タイムを記録して終盤にアタックを行わない作戦を採用したが、ライバル勢のタイムの伸びを読み誤って11番手に終わっている。

 Q3は、終盤までハミルトンがセバスチャン・ベッテルを従えてトップにつける展開となったが、やはりポールポジションは各マシンの最終アタックで決する形となった。まずはベッテルが最後のアタックでハミルトンを逆転すると、マーク・ウエーバーも3番手につける。
 しかし、ハミルトンが最後のタイム計測に入ると、セクター1の全体ベストを更新、さらにセクター2も自己ベストでまとめ、そのままコントロールラインを通過。ベッテルをコンマ1秒引き離す1分29秒390を記録してトップに立ち、逆転でポールポジションを奪った。

 その結果、2・3番手にベッテル、ウエーバーと続き、ロータスの2台が4・5番手に並んだ。また、トロロッソのリカルドが6番手を獲得。ウエーバーの後任候補に挙げられるなか2戦連続の上位グリッドを獲得し、レッドブル首脳陣に大きくアピールした。

 その後方では、決勝を睨んでミディアムタイヤで走行したフェラーリのフェリペ・マッサとフェルナンド・アロンソが7・8番手。また、ジェンソン・バトンとニコ・ヒュルケンベルグはタイム計測を行わず、決勝のスタートタイヤを自由に選べる権利を手にした。

 ドイツGPの決勝レースは、7日14時(日本時間21時)より行われる。

■F1第9戦ドイツGP 公式予選の総合タイム結果はこちら

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