今季、マクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンがタイトルを接戦で争うようになれば、ふたりの関係は今とは変わってくるだろうと、BBCコメンテーターのマーティン・ブランドルが予想した。

 マクラーレンは昨年ふたりの元チャンピオンをうまく扱い、ふたりは衝突することなくいい関係を築いている。唯一トルコGPでは、ハミルトンはバトンがチームの指示を無視して自分をオーバーテイクしたと考え、わずかの間ながら緊張が高まった。

 2010年は予選でハミルトンに匹敵する速さを見せられなかったバトンは、この冬に1周の走りの向上に取り組むものとみられ、これが成功すれば、今年はふたりの直接対決がもっと見られるようになるだろう。

 ブランドルは、オートスポーツ・インターナショナルショーにおいて、そうなればマクラーレンは難しい状況に陥るだろうと述べた。
「多くの人々が予想した以上に、ジェンソンとルイスの差は小さかったと思う。彼が挙げた2回の勝利は見事なものであり、誰もが自分のキャリアに並べたいと思うような勝利だった」
「純粋な速さにおいては、おそらくルイスの方が上かもしれない。だがジェンソンはマシンを巧みに扱う術を知っている。彼のドライビングは大好きだよ。彼はマシンをエコノミックに走らせることができる。そのためにジェンソンはマシンが暴れるような状態だとスタイルに合わず、苦しむことになる」
「彼が予選の問題を解決すれば、ルイスをもっと苦しめることができるだろう」

「ふたりの直接バトルを私たちはまだ見ていない。ふたりはとてもいい仲間同士だが、チームメイトやライバルのF1ドライバーと仲良くやったって、何の意味もない」
「ふたりが直接対決をすることになったとき、彼らの関係は大きく変わるかもしれない」
「イスタンブールのレースを振り返って、表彰台でのルイスの顔を思い出してみるといい。あの時、ジェンソンはルイスを抜いたが、ルイスはそれを予期していなかった。あの時と似たような感じに今後はなるかもしれないよ」

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