ジェンソン・バトンは、マクラーレンチームと自身にとってのホームグランプリ、イギリスGPでは、ここ数戦よりもいい結果を出せるはずだと語った。

 マクラーレンは今季不振に陥っており、カナダGPでは特に苦しみ、バトンとセルジオ・ペレスがふたりともノーポイントに終わり、チームの連続入賞が64戦で途切れる結果となった。

 カナダについて、スポーティングディレクターのサム・マイケルは「悲惨な週末」と表現し、バトン自身は「ポジティブな要素は全くなかった」と述べていた。

 しかし次のイギリスGPでは、コース特性から考えてそこまで苦労することはないだろうと、バトンは予想している。

「(シルバーストンでは)ドライバーがうまくやらなければならない要素が多い。しかし同時にドライバーは優れたチームのサポートを受け、優れたマシンに乗る必要がある」
「このグランプリは僕らにとって難しいものになるだろう。だが高速で流れるようなレイアウトの特性から考えて、ここ数戦より僕らは力を発揮できると思う」
「ダウンフォースの面はまずまずだが、僕らにとって問題なのはクルマの乗り心地だ。クルマが大きく動き回ることで空気の流れや空力面で悪い影響が出る。でもシルバーストンではそれがあまり大きな問題にはならないはずだ。例外はターン1(アビー)で、そこは少し苦労するだろうね」

 不調の時でも母国のファンは盛大に応援してくれるため、ホームグランプリで走るのは嬉しいとバトンは言う。

「今よりずっと苦しい時だったとしても、シルバーストンに来るのは楽しみだ。観客の皆が応援してくれるからね」とバトン。

「今も覚えているのは、2008年(ホンダで)かなり低迷していた時、ここに戻ってきたら、ものすごく盛大に応援してもらえたことだ。本当に嬉しかったし、シーズンの残りを戦う上でも力になった」
「(今年イギリスGPでは)表彰台すらかなり難しいだろうけど、僕らにとって一番大事なのは、今の自分たちの状況から最大限の結果を出すことだ」
「それがファンが喜んでくれるような結果ならいいね。ファンのためにいいレースをしたいんだ。彼らはいつも本当に一生懸命応援してくれるから」

本日のレースクイーン

水神ききみずかみきき
2025年 / スーパーGT
SUBARU BRZ GT GALS BREEZE
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

    FORMATION LAP Produced by auto sport : Hands in the Fight|0.25mmの戦い

  • auto sport

    auto sport 2025年9月号 No.1611

    [特集]世界一の知恵比べ
    F1開発最前線
    2025-2026

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円