ジェンソン・バトンは、マクラーレンは2013年のマシンMP4-28を理解し、安定したパフォーマンスを引き出すのに苦労していると語った。
ヘレスでのF1合同テストではマクラーレンの速さに注目が集まった。バルセロナテスト2日には、セルジオ・ペレスが全体のトップタイムをマークしている。
しかしバトンは、マシンのパフォーマンスが安定していないと述べている。テスト3日目にマシンを引き継いだバトンは、71周を走り、12人中7番手のタイムを記録した。
「クルマの状態を理解するのがとても難しい」とバトン。
「フィーリングがいい時もあれば、そうでない時もある」
「クルマについて知り、クルマがどう機能するかを理解し、予想どおりに機能させることが重要だけど、時々それがうまくできない」
「でもクルマがすごくよく動いている時もある。今日は1分22秒8のタイムを出して、これは燃料搭載量からいってそれほど悪いタイムではないと思う。チェコは昨日ソフトタイヤで1分21秒8というすごくいいタイムを記録している」
「ヘレスで僕らは速さを発揮した。でも速くない時もあるということもはっきりしている」とバトンは言う。
「自分たちの位置は分からないし、他のチームと比べることは意味がない。自分たちの問題を解決し、クルマから最大限のパフォーマンスを引き出さなければならない」
今年は規則変更がほとんどないため、多くのチームは昨年のクルマを正常進化させているが、マクラーレンは新車に多数の新しいコンセプトを取り入れている。