ロータスは、2013年のサードドライバーにダビデ・バルセッキを起用することを発表した。
イタリア人ドライバーのバルセッキは、昨年のGP2シリーズでチャンピオンを獲得したドライバーで、今シーズンもチームのドライバー候補として何度かうわさに上がっていた。
彼は今シーズンの全グランプリでF1チームと行動を共にし、キミ・ライコネンかロメイン・グロージャンが出場できなくなった場合には、代役ドライバーとして最初に指名される。バルセッキは、2010年のマレーシアGPで当時のチーム・ロータス(現ケータハム)から金曜フリー走行に出走した経験を持っている。
一方、昨年サードドライバーを務め、イタリアGPでは出場停止のグロージャンに代わってE20のステアリングを握ったジェローム・ダンブロジオは引き続きチームに留まるものの、彼のポジションはリザーブドライバーに変更。また、開発ドライバーにはアラン・プロストの息子ニコラ・プロストが起用されている。
ロータスは、来月スペインで行われる3回のプレシーズンテストをライコネンとグロージャンのふたりで実施することを明らかにしており、バルセッキが合同テストを走る機会は設けられていない。