スペイン・バルセロナのカタルニア・サーキットで始まったF1合同テストの初日、レッドブルRB6を駆るマーク・ウエーバーがトップタイムをマークした。

 シーズンオフ最後のテストがスタートしたこの日は天候に恵まれ、各車ドライコンディションの下でプログラムを進めた。ウエーバーは、レースウイークエンドのシミュレーションを行い、午前中にはP3と予選、午後にはレースのシミュレーションに取り組んだ。レースのシミュレーション中にギヤボックスオイル関係のトラブルが懸念されたために走行を中断したものの、すぐにトラブルを修正し、コースに戻っている。109周を走り込んだウエーバーは、1分21秒487で、2番手を約1秒引き離し、この日のトップに立った。

 ウイリアムズのニコ・ヒュルケンベルグは一度コース上でマシンをとめるシーンがあったものの、レースシミュレーションを行い、2番手に続いた。

 3番手はメルセデスのニコ・ロズベルグ。ロズベルグも、予選やピットストップを含むレースウイークエンドのシミュレーションを行っている。

 BMWザウバーのペドロ・デ・ラ・ロサが4番手。デ・ラ・ロサはバーレーンに向けて空力テストやセッティング作業に取り組んだ。

 5番手にはマクラーレンのジェンソン・バトンが続いた。セッティングやロングランによるタイヤテストなどを行い、マクラーレンはこの日の作業に満足感を表している。

 フォース・インディアのビタントニオ・リウッツィが6番手につけた。チームは、この日はまだコースコンディションが出来上がっていないとして、ピットストップ練習など、レースウイークエンドのシミュレーションに取り組んだ。

 フェラーリはF10に電気系のトラブルが発生、フェルナンド・アロンソは午前の走行時間を数時間にわたってロスし、7番手となった。アロンソは午後には空力モディファイの評価などを行っている。

 8番手はルノーのビタリー・ペトロフ。ペトロフはピットストップの練習、セッティングに取り組んだが、途中ハイドロリックトラブルが発生し、パーツ交換を行っている。

 トロロッソのハイミ・アルグエルスアリが9番手。アルグエルスアリは午前中はセッティング、午後には新しいブレーキシステムの評価を行った。

 10番手にはヴァージンのルーカス・ディ・グラッシが続いた。ディ・グラッシはスピンを喫してクラッシュ、31周の走行にとどまっている。

 最下位11番手はロータスのファイラス・ファウジー。ロータスはシステムチェック、コントロールシステムの評価などを行い、トラブルなく76周を終えている。

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