F1商業面のボス、バーニー・エクレストンは、今季のバーレーンGP開催に関して全く問題はないと主張した。

 2011年、バーレーンで反政府デモが活発化したために、グランプリは一度延期された後に中止された。
 昨年は開催されたものの、国内の政情は不安定だった。今年2月には、2011年7月以来初めて政府と抗議団体の間で和解のための話し合いが開始されたが、目立った進展はないものとみられている。

 しかしエクレストンはグランプリは問題なく開催できるとコメントしたとロイターが報じた。

「現地にいる誰からも否定的な報告は受けていない」とエクレストン。
「昨日、現地に住む人間が私に会いに来たが、すべて通常の状態だと言っていた」
「今(両者は)話し合いの最中だ。抗議運動をして話し合いをめちゃくちゃにするようなことはないだろう」
「去年はそれがマイナスになった。彼らに脳みそがあるなら話し合いを続けるはずだ」

 一方、今も毎日のように小さな抗議運動が行われており、先月は少なくとも10人の民間人と数人の警官がけがをしたといわれている。デモ参加者は、道にバリケードを築き自動車に火をつけたとの報道もあり、壁にF1中止を求めるメッセージが描かれた写真も公開されている。

 昨年はフォース・インディアのメンバーがバーレーンで抗議団体と警官隊の衝突の場面に出くわし、チームメンバーの一部がグランプリに出席せずに帰国することを決めた。

 エクレストンは例年どおり今年もバーレーンGPに出席する予定だと述べている。今年のバーレーンGPは第4戦として4月19~21日に開催される。

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