2011年F1への参戦に関し、ビルヌーブ・レーシング/デュランゴにリビアの指導者の息子が資金提供を行っているとの報道の中、ジャック・ビルヌーグは声明を発表、デュランゴとの提携を認めた上で、個人投資家からの資金提供は受けていないと述べた。
italiaracing.netは、ビルヌーブ・レーシング/デュランゴの2011年F1参戦をバックアップし、資金を提供しているスポンサーの中に、リビアの指導者ムアンマル・アル-カッザーフィーの息子、アル-サーディー・カッザーフィーがいると報じた。また、デュランゴのチームプリンシパル、イボーネ・ピントンは懸命に資金集めを行っており、ロシアとイタリアのビジネスマンから関心が寄せられているとの報道もある。
そんな中、ビルヌーブは20日、自身のホームページで声明を発表した。「メディアにおいて推測が絶えないため、ジャック・ビルヌーブは以下のような声明を発表する」との文章の後に、ビルヌーブ自身の以下のコメントが付されている。
「現在、多数のうわさが持ち上がっている。私は、事態の収拾がつかなくなる前に、いくつかのことを明確にしたいと思った」
「チームは、デュランゴとの共同事業となり、ベースはイタリアに置く。現在のところすべての資金は企業のスポンサーシップから出ており、個人の投資家からの資金提供は受けていないことを明らかにしたい」