元F1ドライバー、ジャン・アレジが、F1のタイヤサプライヤーやタイヤレギュレーションがどういう状況であろうと、ベストのチームなら勝てるものであり、タイヤに文句を言うのは意味がないと語った。

 現在ピレリの大使を務めるアレジは、ピレリF1タイヤはレースを盛り上げており、ピレリはF1が必要とするタイヤを提供していると語った。

 デグラデーションが大きいとの不満がしばしば聞かれるが、アレジは、どんな状況であれベストのチームであればいい結果を出せるものだと述べている。

「最も優れたチームが最も大きな成功を収める。これはどんな状況でも変わらない」とアレジ。
「これは事実であり、レギュレーションがどうなろうと変わることはないのだから、不満を言っても意味がない」

 マシンの純粋な速さを発揮することとタイヤ管理をうまくやることのふたつのバランスをうまくとらなければならないのは、今に始まったことではないとアレジは言う。

「ドライバーはパフォーマンスとデグラデーションの間のベストな妥協点を見つけなければならない。F1では昔からそうだった」
「私はキャリアの中でさまざまなタイヤレギュレーション、さまざまなタイヤサプライヤーの下でレースをしてきた。予選タイヤが使用された時代もあった」
「それぞれが異なる面を持っていたが、ファンに対して最も大きなエンターテイメントを提供しているのはピレリだ。(今季)ここまでの2戦も素晴らしいレースだった」
「これこそ求められてきたものであり、まさにこのスポーツが必要としていたものだと私は思う」

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