フェラーリは、現時点でのF138が得意としないだろうアルバートパークで表彰台が獲得できれば、今シーズンの戦いに期待が持てると考えている。

 2013年シーズン開幕前の段階では、レッドブル、ロータス、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスが速いと考えられているものの、実際の序列については全く予測できない。

 フェラーリのチームプリンシパル、ステファノ・ドメニカリは、同チームは1年前よりはいい状態であり、開幕戦に上位を獲得できれば、再びタイトル争いに絡むことができるだろうと述べた。

「どこか他のチームが並外れた仕事をしない限り、フェラーリは最後まで戦いに残れると自信を持っている」とドメニカリ。
「オーストラリアで表彰台を獲得できれば、我々が求めているような成功を収めるためのいい基礎になるだろう」
「さらに、クルマ自体のパフォーマンス以外にも、風洞での作業からも空力分野に確信を持てている。パフォーマンスの90パーセントは空力分野からもたらされるので、落ち着いて作業ができる」
「規則にあまり変化がないため、大きな差を生むようなクリエイティブなソリューションが登場するような意外性はないはずだ。昨年我々が成し遂げた変化からしても、私は特に自信を感じている」

 今週フェルナンド・アロンソは、フェラーリがさらに改善する余地があるエリアとしてブレーキングとトラクションを挙げた。このふたつは開幕戦オーストラリアが開催されるアルバートパーク・サーキットで特に高い性能を求められる要素だ。
 そのため、今のF138が得意としないオーストラリアでもし表彰台が獲得できれば、フェラーリにとってその後に期待がつながるといえる。

「オーストラリアでの(今年)最初の予選セッションが終わった段階で(チームの力関係に関する)結論を引き出そうとするのは、まだ早いかもしれない」とドメニカリ。
「まだ11月まで続く長い旅の始まりに過ぎないからだ」
「(昨年最終戦の)サンパウロで上位でフィニッシュしたチームはメルボルンでもいい結果を出すと予想している。ただし後方とのギャップは縮まっているだろう。我々はそれを期待している」

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