フェラーリは、F1カナダGPの決勝に最新仕様の排気レイアウトを投入することを明らかにした。
この新しい排気レイアウトは、ウインターテストでF2012のセットアップに用いられた仕様の最新バージョンだ。金曜フリー走行でこれをトライしたふたりのドライバーは、今回の変更によってマシンが改善されたとレポートしている。
「ここに持ち込んできたアップデートがうまく機能したことに満足していいと思う。それがどの程度の改善をもたらしているのかをすぐに判断するのは難しいけどね。いずれにしても、この新しいバージョンを使用したマシンでいくつもりだ」と、初日3番手につけたフェリペ・マッサは語っている。
「レースウイークエンドの初日で、路面はまだ十分にグリップがある状態ではないが、マシンは良くバランスが取れているし、パフォーマンスに関してもかなり安定しているように見える。つまり、今日は2012年で最高の金曜日になった。これが土曜と日曜にも継続してくれればいいね!」
フェルナンド・アロンソも次のように付け加えている。
「モントリオールでの金曜日の状況には満足していいと思う。午前中は主に新しいアップデートの評価作業に集中し、午後に入ってから2つのタイプのタイヤの比較を行い、1周でのパフォーマンスを追求し、燃料搭載量が多い状態でのマシンの動きもチェックした」
「最初の兆候はポジティブに見えるが、金曜日のタイムは現実を映し出すものとして受け止めることはできないので、結論を導き出すのはあまりにも時期尚早だ」
テクニカルディレクターのパット・フライは、ドライバーのフィーリングを確認するために新しい排気レイアウトで集められたデータを注意深く見ていくと語っている。
「我々は、ここにふたつの異なる排気レイアウトを用意した」と、フライ。
「ひとつは最後の2レースで使用されたもので、もうひとつは、ヘレスのデビュー時にマシンのコンセプトをなしていた仕様の最新のものになる」
「レースに対して適切な選択を行なうため、データを特に注意深く分析する必要があるだろう。だが、たとえそうであっても今日のフリー走行からも分かるように、そのレイアウトはパフォーマンスに関して明らかにポジティブに見える」
