フェラーリは、ハンガリーGPでレースペースが奮わなかった要因がピレリタイヤの仕様変更にあるのではないかと疑っている。

 今シーズンのフェラーリは、ライバルに比べて予選一発のスピードに劣るものの、デグラデーションの激しい以前のピレリタイヤには比較的優しく、特にレースペースでは優れた速さをみせていた。

 しかしハンガリーでは、チームが今年初めてロングランのペースに苦しみ、5番手スタートのフェルナンド・アロンソは優勝争いに絡むことができずに5位でフィニッシュした。

 チームは、ロングランにおけるフェラーリF138のパフォーマンスダウンの要因のひとつが、ピレリタイヤの仕様変更にあるのではないかと考えており、サマーブレイクを前にマシンに何が起こったのかを突き止めることが重要だと考えている。
「序盤戦にあったギャップが失われていることが明らかになった」と、チーム代表のステファノ・ドメニカリは語っている。
「レースペースが強力なことは確かだった。だが今は、ハンガリーの状況では、ソフトとミディアムの両方のタイヤが期待した性能を発揮しなかったということも理解している」

 ピレリは、イギリスGPで頻発したバースト問題への対応として、ハンガリーから昨年のコンストラクションと今年のコンパウンドを用いた新たなタイヤを導入した。
「シーズン末までこの新しいタイヤ構造が使用されるので、これが本当にフェラーリにダメージを与えたものなのかどうか、また、どう対処するべきかを理解する必要がある」
「終盤のレースは、多くがタイヤコンパウンドの選択に依存するだろう。これまでレースで特別(タイヤに)苦しんだメルセデスが問題を解決したと考えられるが、我々はそれを慎重に分析する必要がある」

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