フェラーリは、17日にスタートするシルバーストンでの若手ドライバーテストで、ダビデ・リゴンを中心に走らせ、フェリペ・マッサも半日走行することを発表した。
今回のシルバーストンテストでは、ハンガリーに導入される新タイヤが持ち込まれ、ピレリが指定するプログラムで走る場合にはレースドライバーを起用することが許可されている。
一時はレースドライバーの作業をタイヤテストに完全に制限しないとの動きもあったものの、最終的には、ピレリが用意した走行プランに従うことが義務付けられた。
7月初めの段階では、フェラーリは、レースドライバーたちをテストで走らせる予定であることを明らかにしていたが、最終的には、フェラーリの育成プログラムのメンバーであるリゴンが3日間のうち2日半を走り、最終日の午前中のみマッサが走行することを決定した。
「ダビデがマシンの技術的な開発作業を行い、フェリペも有意義な走行時間を持てるよう、チームは今回の決断を下した」とチームの声明には記されている。
「フェリペにとってドイツGPは短いレースになってしまったため、彼は走行することを強く望んでいる」