バルセロナにおいて最後のプレシーズンテストがスタートし、キミ・ライコネンがフェラーリSF15-Tで走行を行った。
ライコネンはバルセロナテスト2回目初日の26日、80周を走行、1分26秒327のタイムで6番手となった。この日フェラーリには信頼性の問題が発生し、作業に大きな影響が出たということだ。
フェラーリは木曜にいくつか新パーツを入れてはいるが、金曜から本格的に新しい空力コンポーネントを導入していくという。
「改善したいことがいくつかある。もっと速くなるにはグリップが欲しい。ただ、このサーキットの今のコンディションではそれが少し難しい」とライコネンは言う。
「タイヤが1周はうまく機能しても次の周で機能しないのでは、状況がかなり変わってしまう」
ライコネンは彼にとって最後のテストデーになる予定の土曜にすべての準備を整えたいと話した。
「去年から大きく改善している。テストで判断するのは難しいけれど、2週間後のオーストラリアではっきりしたことが分かるだろう」
「いい感触を持っているし、あと1日走れるので、たくさんのことを学び、すべてに満足できる状態にしたい」