マクラーレン・メルセデスは、スペインのサンタンデール銀行とパートナーシップ契約の延長をしたと発表。サンタンデールはイタリアGP前にフェラーリとの契約を発表したばかりで、フェラーリと同銀行の契約期間は5年と発表されているが、マクラーレンとの契約期間は明らかにされていない。
「サンタンデールとのグローバルパートナーシップを継続できることは非常に喜ばしいことです」とマクラーレンの代表、マーティン・ウィトマーシュは語っている。「世界でも屈指の、そしてヨーロッパ、ブラジル、メキシコ、チリ、アメリカ合衆国におけるプレゼンスの高い同行は、まさにボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとチームのF1での成功にピッタリです」。
「2009年はサンタンデールと私たちF1との提携の、3シーズン目にあたります。そして同行は歴史ある3つのレース、イギリスGP、ドイツGP、イタリアGPの冠スポンサーも務めてきました。私たちはF1との関わりをさらに拡げていく同行と関係を続けていけることを誇りに思っています。私たちは同行のこれからの活動を歓迎し、成功することを祈っています」
また、サンタンデールグループのイギリス国内の銀行である、アビーナショナルのアントニオ・オルタ-オソーリオ チーフエグゼクティブは「2007年のスタート以来、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとのパートナーシップは特にイギリス国内で効果を上げ、今回のイギリスで一番のF1チームとの提携を続けていくことがイギリス国内の2000万の顧客のためでもあると判断いたしました」とコメントし、イギリスでの認知度を引き続き高めていくために、マクラーレンおよびルイス・ハミルトンにスポンサーシップを続けていくという。
「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスおよび特にルイス・ハミルトンとのパートナーシップはイギリス国内だけでなくサンタンデールブランドのグローバルな発展にも寄与しています」とファン・マヌエル・センドヤ コミュニケーション・マーケティングリサーチ部門副社長も語っている。