フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、FIA国際法廷においてメルセデスに対し処罰の裁定が下されることを信じていると語った。
スペインGP後にメルセデスは2013年型マシンを使用してピレリのタイヤテストを行った。現行マシンでのシーズン中のテストは規則で禁止されており、規則違反の可能性があるとして、FIAは国際法廷にメルセデスとピレリに関する裁定を委ねた。
この問題に関する審問は6月20日に開催される。
「この件についてコメントしたくはないが、フェデレーションがこの件をきちんと見守っているということは申し上げておきたいし、それについて満足している」とディ・モンテゼモロは述べている。
「F1がプロ意識を維持できることを望もう。レギュレーションの規制を回避しようとした者たちが追求され、それに対して法的措置がとられることを、単に追求されるのではなく法的措置がとられることを、我々は信じている」
「我々はFIAを信頼している」
タイヤサプライヤーであるピレリに関して疑われている違反は何であるのかははっきりしていない。この件について抗議を提出したレッドブル代表のクリスチャン・ホーナーも、彼らが問題視しているのはメルセデスが現行車を使用したことであり「この問題はピレリとは関係ない」と発言している。