2010年F1第15戦シンガポールGPの日曜決勝で、トロロッソのセバスチャン・ブエミは14位を獲得、1周目に小林可夢偉と接触し、マシンにダメージを負ったようだと語った。ハイミ・アルグエルスアリは12位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ 決勝14位
ものすごくタフなレースだった。いいスタートをしたけれど、オープニングラップで小林と接触した。その時にいくらかダメージを負ったんだと思う。それ以降、かなりアンダーステアになってしまったからね。それで、大事をとってピットに戻ってフロントウイングを交換することにして、同時にタイヤも換えた。ペトロフの後ろでコースに復帰し、レースのほとんどを彼の後ろで過ごすことになった。その後、ハイドロシステムの加圧のためにもう1回ピットインしなければならず、その時にまたタイヤを交換した。それでハイミに追いついてパスし、ペトロフにまた近づいた。彼をパスしようとしたけれど、うまくやれず、フレッシュタイヤのクビカに追いつかれた。もう1度ピットストップしなければならず、ソフトタイヤを履いて、その後いいラップタイムを何度か出すことができた。いろいろ問題がなければ、10位に届いたはずだと思うから、がっかりしている。でも、全体的にマシンはよくなってきているから、次のレースに向けて心強いよ。
ハイミ・アルグエルスアリ 決勝12位
完走できて満足している。でも正直言うと、キャリアの中でもしかすると一番退屈なレースだったかもしれない。渋滞の列に引っかかり、現実的に何もやれることがなかった。予選で11番手を獲得したから、今日は入賞のチャンスが十分あったはずだけど、スタート前に冷却液漏れというトラブルが出た。そのためにピットレーンから、他の皆が通過した後でスタートすることになった。その時点でいい1日になる望みが消えたんだ。でも少なくとも3回オーバーテイクのアクションをした。いい面を見ると、僕らのマシンのパフォーマンスは向上しているし、一番後ろからスタートして12位フィニッシュというのはそれほど悪くない。