4度のワールドチャンピオン、アラン・プロストは、今年F1に復帰したミハエル・シューマッハーには現実的な目標を掲げる“謙虚さ”が欠けていたと主張している。
プロスト自身も1年間の休養を経て1993年にウイリアムズからF1に復帰し、その年のチャンピオンシップを制した経験がある。プロストが最後のタイトルを獲得したのは38歳のときだった。
しかし、grandprix.comによれば、プロストは8度目のチャンピオンシップ制覇を目論むシューマッハーの考えが非現実的であるとフランスのレキップ紙に対して語っている。
「ロズベルグのためとか、初年度のメルセデス、あるいは友人であるロス・ブラウンを助けるために復帰したと言うべきだったんだ」とプロストは述べている。
「彼にとってはその方が楽だっただろう」
「私に言わせれば単に年齢の問題だよ。シューマッハーはいつだってどんなタイプのマシンにも適応してきのだから、タイヤのことはただの言い訳にしかならない」
「あの年齢にして、3年間のブランクの後にトップレベルに戻るのは不可能だと言うことだ。それは生理学上の問題でもあるんだ」