2010年F1第14戦イタリアGPの日曜決勝で、レッドブルのセバスチャン・ベッテルは4位を獲得、ずっとソフトタイヤで走り続け、最終ラップだけハードタイヤで走るという戦略が成功してポジションを上げ、リスクのある戦略をとったがうまくいってよかったと語った。
■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 決勝4位
僕らの今日の戦略はリスキーだった。うまくいけば“キング”だけれど、外したらばかみたいだからね! 幸いうまくいった。チームは素晴らしい仕事をしてくれたよ。スタートは失敗して、ポジションをたくさん落とした。そこから抜いていくのは大変だった。僕らはストレートでのスピードが足りないからね。だからできるだけコーナーで戦わなければならなかった。20周あたりでマシンに何かが起こった。何か分からないけれど、マシンの中で何か干渉があったのかもしれない。でも運良く問題は自然に解決した。でもその間に前のグループに後れをとってしまい、3、4秒ぐらいロスした。そこから挽回しなければならなくなったが、これは大変な戦いだった。前のグループはピットインしたけれど、僕はステイアウトして彼らの前に出ることを狙った。ずっとラップタイムを見守っていき、結局はうまくやれた。これでたくさんのポイントが獲れたし、4位という、今日の最大限の結果を達成できた。