2010年F1第15戦シンガポールGPの金曜プラクティスを終えたレッドブルのセバスチャン・ベッテルが、金曜にトップタイムをマークすることに意味はあまりないが、それでも嬉しいと語った。
■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=4位/2=1位
最も重要なことは何も起きないクリーンな金曜日にすることで、今日は実際クルマに問題は何もなかった。雨が降ったせいで、最初のプラクティスではサーキットがまだちょっと湿っていたためトリッキーだった。その後のP2でも完全に乾き切らず、いくつかのコーナーはまるでスポンジのような状態で、水を避けることができなかった。明日か日曜日、もし雨が降れば興味深いものになると思う。今日は単なるプラクティスだし、ポイントをもらえるわけではないので、トップになったことにあまり意味はない。それでもトップに立つことは気分のいいものだし、実際僕らのペースはいい。天候が何らかのサプライズをもたらすかもしれないけどね。
マーク・ウエーバー フリー走行1=1位/2=2位
とてもいい初日だった。最初のセッションはウエットだったが、午後にはいい走りができた。タイムはまだそれほど詳しく見てはいないが、今日の内容にはとても満足している。まだショートランでの走りを改善させる必要があるが、全体的にはいい状態だ。ここに来る前に、クルマは何も変わらないことは分かっていた。僕らはFIAの新しいテストをすべてパスしているのだし、ブダペストのときよりもスローペースになると予想してここに来たわけではない。他の人たちはクルマをどうやって改善させるか彼らなりのアイデアを持っていただろうし、僕らも自分たちのクルマを改良し続けている。フェラーリはやはり速そうだし、明日は僕たち、フェラーリ、またはマクラーレンの誰かがポールポジションにつける可能性を持っていると思う。僕らとしては全力を尽くすだけだよ。