2010年F1第14戦イタリアGPの土曜予選で、レッドブルのセバスチャン・ベッテルは6位を獲得、午前中のセッションまでは速さがあったのにそれがどこに行ってしまったのか分からないと語った。マーク・ウエーバーは4位だった。
■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 予選6位
少しガッカリしている。昨日僕らはとても速かったし、今日の午前中もペースはよかったんだ。午後になって、速さがどこへ行ってしまったのか分からない。今日の午後燃料が軽い状態より、昨日の方が時速3~4キロほど速かった。モンツァはストレートが多いから、これがかなり高くついたよ。だけど僕らのマシンはレースでいいので、明日何が起きるかを見てみよう。ここでは燃料をたくさん積んだ状態だと違ってくるだろうし、マクラーレンは1人がダウンフォース低めのウイングで、もう1人がダウンフォース高めのウイングにしているように、アプローチも分かれている。だから、それが燃料が多いときどうなるか見守っていこう。レース序盤は滑りやすいかもしれない。自分たちがここで最速ではないことは知っているけど、何ができるか、様子を見ていくよ。
マーク・ウエーバー 予選4位
今日の予選にはとても満足しているよ。ここはコースが狭く、全てをうまくまとめるのが楽じゃないんだ。シケインで攻めていると、簡単にやり過ぎてしまう。チームの皆は良い仕事をしてくれた。ウイングの角度によって良かったり悪かったりだったけど、誰もがモンツァに最適なセッティングを見つけ出そうとしていた。P3でコース上で止まってしまい、マシンが遅れて戻ってきたのはまずかったが、僕らは冷静を保っていたよ。オプションタイヤでは多くの周回を走れなかったものの、エンジニアはセバスチャンが発見したことを見ることができたし、チームが僕に情報を与えるため密に連携を取ってくれたことが助けになった。今日フェラーリは速かったね。良いレースになりそうだ。