レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは、ヘレスでのF1合同テストを終えた段階で、2012年の同時期よりも順調だと認めた。
ヘレステストの後半を担当したベッテルは、2日間の中で198周を走破し1分18秒565で4日間総合の5番手となった。
2013年型マシンRB9のパフォーマンスについてはまだ判断できないと言うベッテルだが、シーズンに向けたレッドブルの準備は1年前より順調に進められていると語った。
1年前の状態と比較して「少しいいと思う。去年は信頼性のトラブルがいくつか出たからね」とベッテルは述べている。
「課題をうまくこなせていると思うよ」
「パフォーマンスに関してはまだ何も判断できないけど」
ライバルたちとの力関係は今後のバルセロナテストで多少見えてくるだろうが、開幕戦を迎えるまでは判断は下せないとベッテルは述べた。
「(バルセロナでは)どのチームももっとたくさんのものを導入してテストするから、じっくり見れば少し状況が分かり始めるかもしれない」とベッテル。
「でも今の段階では僕らは自分たちのクルマを理解するという仕事に集中している」
「次の2回のテストを通して、自分たちについてもライバルたちについても、もう少し見えてくるはずだ。でもオーストラリアは(テストとは)コンディションも違うし、コースも全く違う」
「バルセロナはここより少し気温が低く、オーストラリアよりも気温が低いだろうから、シーズンスタート前に状況を理解するのは難しいかもしれない」