フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、F3時代のチームメイト、セバスチャン・ベッテルについて、彼がF1タイトルを獲得できたのは最もいいマシンに乗っていたからだと述べた。
ディ・レスタは、2006年にユーロF3でベッテルと同じチームに属し、ベッテルを11ポイント上回ってタイトルを獲得した。しかしF1のキャリアにおいてはベッテルに遅れをとり、ディ・レスタは今年ようやくF1デビューを果たした。
F1 TimesがGazzetta dello Sportの報道として伝えたところによると、ディ・レスタは、今年のレッドブル・レーシングのマシンに乗れば別のドライバーでもタイトルは獲れると語ったということだ。
「(2006年には)僕らは同じマシン、同じエンジン、同じタイヤを使っていた。そして僕は彼に勝った」とディ・レスタ。
「ベッテルが収めた成功の価値を下げようとしているわけじゃない。でも彼は一番いいマシンに乗っていたからタイトルを獲ったんだ。彼は自分の仕事をした。でも同じマシンに別のドライバーが乗ってもたぶん同じ結果を出せただろう」
「僕もいつか同じチャンスをつかみたい」
ディ・レスタは、ベッテルのチームメイト、マーク・ウエーバーについては触れていない。