セバスチャン・ベッテルは、もしも自分がF1を管理する立場であれば、今シーズン中にバーレーンGPを開催することはないとの考えを示した。Motorsport.comが伝えている。
依然として国内の政情不安が治まらないバーレーンだが、グランプリの関係者たちは今シーズン中の開催を模索しており、サマーブレイク期間中の8月かシーズン終盤の11月という具体的な開催時期もウワサに上がり始めている。
だが8月はF1チームが唯一まとまった休みをとれる時期として定着しており、さらにこの時期のバーレーンは日中の気温が40度にもなると言われ、チーム側の反発が予想される。
またシーズン終盤の11月は、すでにアブダビとブラジルの2戦がスケジュールされているため、最終戦のブラジルを12月に延期しない限りは3週連続開催が避けられない状態だ。
先日、ジュネーブ・モーターショーに姿を見せたセバスチャン・ベッテルは、フィンランドのトゥルン・サノマット紙に対して次のように語っている。
「それでなくてもシーズン終盤はストレスが多くかかる。とにかくレースは十分用意されているよ」