レッドブル・レーシングは、バーレーンGPで4位に終わったセバスチャン・ベッテルのマシンに関するトラブルが、当初言われていたエキゾーストのものではなかったことを明らかにした。
バーレーンGP決勝をポールポジションからスタートしたベッテルは、レース中盤まで素晴らしい走りでフェラーリ2台をリードしていたものの、34周目に突如マシンのパワーを失い、直後にトップの座を明け渡してしまった。
このパワーダウンの原因については当初からエキゾーストのトラブルが指摘されており、レース中のチーム無線およびレッドブルのプレスリリースにおいてもRB6の排気系の問題が若きドイツ人をペースダウンに陥れた理由だったと述べられている。
しかしながら、レース後にチームが詳細な調査を行ったところ、問題はエキゾーストではなく、スパークプラグの故障であることがわかったという。
ベッテルとチームは、このトラブルが原因で開幕戦の優勝を逃し、4位には入ったものの、優勝の25ポイントに対し12ポイントの獲得に留まっている。