2011年F1韓国GPの金曜プラクティスで、トロロッソのセバスチャン・ブエミは1回目5位/2回目9位、ハイミ・アルグエルスアリは2回目6位、ジャン‐エリック・ベルニュは1回目13位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ フリー走行1=5位/2=9位
いい一日だった。コンディションの関係で午前中はあまり走れなかったが、マシンの信頼性はよかった。ウエットコンディションは去年のことを思い起こさせるね。今日のウエットではマシンのフィーリングはよかった。コースが乾くのにはものすごく時間がかかった。今週末また雨が降ることになれば、これは重要な知識になる。今日いくつかミスをしたとすれば、明日マシンをセッティングする上で役に立つ情報になるだろう。エクストリームからインターに交換するタイミング、そしてその逆のタイミングについても分かったし、スリックに換えるタイミングも分かった。だから少なくとも状況をはっきり知ることはできた。テクニカルトラブルはなく、有意義な初日を過ごしたから、明日はもっと前進することができるはずだ。
ハイミ・アルグエルスアリ フリー走行1=‐位/2=6位
今日は午後しか走らなかったけれど、とてもいい結果が出せたと思う。路面は最後まで完全に乾かず、スリックを試した2回の走行はいずれもうまくいかなかった。このコースは乾くまでに本当に時間がかかるんだということを知った。ウエットではすごく感触がよかったよ。それにマシンからもっと力を引き出せるだろう。もっとポテンシャルがあると感じるんだ。特にインターミディエイトでよかった。他のチームが何をしているか分からないから、実際のポジションについてはいつものとおり予想できないけどね。明日また雨が降る可能性があるようだ。今日のようなコンディションであれば、僕らはいい状況だと感じる。
ジャン‐エリック・ベルニュ フリー走行1=13位/2=‐位
今日のフリープラクティス1回目に初めてこのマシンを走らせた。前回トロロッソに乗ったのは去年のアブダビテストの時だった。今朝カーテンを開けて、雨が降っているのを見た時にはがっかりしたと認めるよ。コースがとても濡れていて、朝のセッションはすごく難しかった。それでも自分の仕事には満足している。クラッシュしなかったし、多少は楽しめたからね。自分がどの程度のことができたのか判断するのは難しい。通常こういうセッションでは、時間をかけて2回の走行を行って、その間にデータをチェックして、どうすればもっとよくなるかを調べるものだ。でもこういう天候だったから、今朝はそれができなかった。何も比較する材料がないし、もちろん今日は他のドライバーたちと自分のパフォーマンスを比較したりしない。今日はいくらか経験を積み、チームの作業について学ぶにとどまった。コースコンディションがどうであれ、僕はこのチャンスを与えてもらったことを喜んでいる。あまり周回できなかったけれど、アブダビのFP1でまたマシンに乗る時には、今より準備が整っているだろう。