2011年F1イタリアGPの日曜決勝で、ルノーのブルーノ・セナは9位、ビタリー・ペトロフはリタイアを喫した。
■ロータス・ルノーGP
ブルーノ・セナ 決勝9位
今日は初めてF1でポイントを獲得できて嬉しい。このチームでわずか2戦目だけに余計に嬉しいよ。10番手スタートだったけれど、9位でフィニッシュするのは簡単な仕事ではなかった。1コーナーでは不運に見舞われた。皆がシケインをカットし、その中で僕はアウト側を走らざるをえず、予選で懸命に戦って得たポジションを失った。自分が入賞圏内に入れる力があり、経験あるドライバーたちと戦うことができると分かってすごく嬉しい。マシンの速さは見てのとおりだ。でもレースがあと1周長ければよかったのにと思う。そしたらポール(ディ・レスタ)を抜いて8位に上がれたかもしれない。チームは素晴らしい戦略を選び、タイヤは必要なときに速さを発揮してくれた。入賞者のところに自分の名前を加えることができてとても満足している。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。シンガポールがとても楽しみだよ。
ビタリー・ペトロフ 決勝リタイア
今日の出来事には当然とてもがっかりしている。まずまずのスタートを決めて、第1シケインに向かっていたら、ビタントニオ(・リウッツィ)のHRTがどこからか飛んできて、僕に激しくヒットした。それで僕のレースは終了となった。僕には事故を避けることはできなかった。でも何よりも、けががなかったことを喜んでいる。衝撃がかなり大きかったから、ひどいアクシデントにつながりかねなかった。スパ以来、僕らはサーキットでもエンストンやビリーでも皆が懸命に努力してきた。今日それをポイントにつなげることができなくて残念だ。これもレースの一部だけれど、いい結果が出せたはずなのにと考えずにはいられない。でもシンガポールに気持ちを集中させなければならないね。次が僕らにとって真のテストになる。日本や韓国といったより高速のコースに行く前に、次にまたテクニカルアップグレードを持ち込むんだ。日本や韓国は僕らのマシンに比較的合っているはずだよ。ここでのよかったことを言えば、マシンのフィーリングが最初のプラクティスからよかったことだ。パフォーマンスは間違いなく向上している。シーズンをいい形で終えられるはずだよ。