セルジオ・ペレスは、マクラーレンでの初走行を行い、新車MP4-28に大きなポテンシャルを感じたと語った。
ヘレステスト2日目に登場したペレスは、81周を走行、12人中7番手タイムをマークした。
マクラーレンでの初走行の感想を聞かれたペレスは「ものすごく興奮したよ」と答えた。
「シミュレーターでの作業をかなり行って、この日に備えてきた」
「早くマシンに乗り込み、エンジニアたちとの作業を始め、ミーティングをし、自分自身の改善に取り組みたかった」
「ついにその日を過ごすことができた。すごく満足している」
MP4-28の第一印象について、ペレスは次のように語った。
「ガレージから出て、最初に数周走った段階で、このマシンには素晴らしいポテンシャルがあると分かった」
「最初からいいフィードバックを得られ、間違いなく(このクルマのポテンシャルを)感じた。どの程度競争力があるのかは分からないけれど、マシンのフィーリングがいいのは確かだ」
「今日は順調にプログラムをこなせた。(テストの)残りの5日をこの調子で頑張っていけば、シーズン開幕戦にいい状態で臨めるだろう」
ザウバーから移籍したペレスは、コクピット内の環境がかなり違うとの感想を述べている。
「違うシートに座っただけで、思ったよりかなり違うものだね」とペレス。
「ポジションが違い、ステアリングの握り方が違い、すべてが大きく異なっている。それに適応しなければならないんだ。ゼロからスタートするようなものだよ」
「でも、予想していたよりも満足できた。もっと快適にするための方法を考える必要はあるけれど、素晴らしい1日を過ごせたと思う」