ザウバーのセルジオ・ペレスが、地元メキシコのグアダラハラでデモンストレーション走行を行い、母国のファンから大歓迎を受けた。
この日ペレスは、市内に設けられた1.5kmの特設コースを昨年型マシンのC29で走行。沿道を埋めた20万人近いファンの前でF1マシンを走らせたペレスは、ドーナツターンなどのパフォーマンスも加え、地元ファンの大声援に応えた。
「人生で最高の一日だった。素晴らしい経験だったし、こんなに多くの人々から声援を受けたことは、これまでに経験したことがなかったよ!」
「僕はメキシコ人であること、こうしたサポートを受けることを誇りに思う。新たなシーズンを前に非常に大きな後押しになったね」
チームマネージャーのビート・チェンダーも、「信じ難いほどの熱気を帯びたイベントだった。私がこれまで見てきたなかでも最大級のロードショーだったよ」とコメントしている。
なお、この日ペレスが走らせたマシンには、日本の大手電機メーカー「NEC」のロゴが登場。チームのオフィシャルサイトでもプレミアムパートナーとして登録されているのが確認できる。