IZODインディカー・シリーズは、来季からツインターボ・エンジンに統一すると発表したが、HPDテクニカルディレクターのロジャー・グリフィスは、その決定がなくても次期エンジンは、ツインターボエンジンにせざるを得なかったと語っている。

 先週、インディカーは2014年からツインターボ・システムのエンジンに統一すると発表。ツインターボを使用するシボレーには影響がないものの、現在シングルターボ・システムのエンジンを使用するホンダは、来季からツインターボ・システムに変更することとなった。

 グリフィスは、英国AUTOSPORTの取材に対し、「もしエンジンを同等にする変更がなくても、我々は、ツインターボに行くことを考えていただろう。我々は、現在の状況に手をこまねいて戦い続けることはできないからね。インディカーは、ブーストレベルが平等ではないことを認めており、我々は毎イベント不利に戦っている」

「完全なパフォーマンス下では、たぶん2、3パーセントの差があるとみている。ブーストレベルによって、それは変わる。低いブーストレベルでは悪くはないが、高いレベルではかなり重要だ」とコメント。

 ツインターボへの変更をホンダは決定し、その開発はすでに進んでいるとグリフィスは語っている。性能上はシボレーと差はないと予想しているが、シャシーへ搭載が挑戦になると考えているようだ。

「開発の点では、損失はないと思っている。しかし、我々が注目する必要があるのは、シャシーへの搭載部分だ。GMは、2年間ダラーラDW12にエンジンを搭載し過ごしている。ツインターボを製作する我々の能力に関しては心配しておらず、エンジンの搭載場所が私の主な関心事なんだ」

 また、グリフィスは、2014年のエンジン開発が現行のエンジンの開発と並行で行われ、、現在のユニットに影響を与えることはないとコメント。実際に、ポコノで最新スペックを導入して以来、3連勝を飾っている。

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