2月15日から16日にかけて、富士スピードウェイでホンダHSV-010陣営がテストを実施。雪が舞う中でのテストとなったが、4台が周回を重ねた。
15日から富士でスタートしたHSV-010陣営のテストは、15日は完全クローズで行われ、午前がウエット、午後がドライというコンディションに。16日は朝方小雪が舞っており、ドライバーが市販車でコースを確認。走行可能かを確かめた後セッションを開始したが、昼前にまた雪が降り始め、午後はずっと雪の中の走行となった。
今回のテストには、先日岡山で単独テストしたEPSON NAKAJIMA RACINGの32号車をのぞくARTAの8号車、REAL RACINGの17号車、ウイダー ホンダ レーシングの18号車、チーム国光の100号車が参加。18号車、100号車がほぼ2012年仕様のパッケージ、17号車、8号車が一部が12年仕様での参加となったが、まだ12年仕様でも追加のパーツが用意されているようだ。
ドライバーは、2月3日に発表された各チームのドライバーが参加。18号車はカルロ・バンダムが今季初のGT500ということもあり、積極的に周回を重ねHSV-010の感触をつかんだ。テストでは全体的にウエットが多かったためドライのデータは集められなかったものの、ウエットではタイヤを中心に多くのトライが重ねられた様子だ。
16日についてはコースアウトやトラブルもなく無事テストは終了。2日間トータルでのトップタイムは、15日午後に100号車をドライブした伊沢拓也がマークした1分33秒台前半のタイムとなった。
