2014年F1マレーシアGPの土曜予選で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは13位、バルテッリ・ボッタスは15位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 予選=13位
ドライコンディションなら普通はトップ6のポジションを争えるし、マシンのフィーリングもいい。でもウエットになるとマシンのグリップがなくなり、スライドしまくって不安定になる。この問題を解決しなければならない。
残念だよ。この予選結果は僕らの本来の力を表したものではないからね。
ポジティブなのは、多くのマシンのラップタイムがとても接近していること。そのおかげで明日はオーバーテイクすることができるだろう。決勝では全く違う天候になるといいな。ドライだとマシンのフィーリングが全然違うんだ。
バルテッリ・ボッタス 予選=15位
難しい予選で、まるでメルボルンの予選のようだった。コース上の水の量が増えるほど、僕らはリヤのグリップ不足に苦しんだ。インターミディエイトとウエットタイヤの両方を試したが、どちらでもグリップを感じることができなかった。
ウエットコンディションによって僕らの弱点が明らかになった。マシンのどこを改善するかについて、はっきりした方向性を見つけられた。
もしドライレースになれば、ポイント争いのチャンスがあるだろう。
(ダニエル・リカルドの進路を妨害したとみなされたが)あの時、特に変わったことはなかったと思う。ふたりともプッシュしていた。僕の考えでは、問題視されるようなことは何もなかった。
特に問題にはならず、ペナルティが下されることなどないと思っていた。僕らは無線に問題があって、難しい状況だった。ターン9でチームから、リカルドの前か後ろで空間を見つけるよう言われた。それで前の位置にとどまろうとした。そしたら彼はあっという間に近づいてきて、最後の2、3のコーナーでもしかすると少し接近しすぎたかもしれない。
でも最終的にそれによって彼が失ったものは何ひとつない。僕は彼がアタックラップの最中だったかどうかも分からなかった。