バルテッリ・ボッタスは、ウイリアムズの今季マシンに速さがないことでドライバーのパフォーマンスは評価されづらいが、F1デビューシーズンに自分はいい仕事をしていると語った。
昨年1勝を挙げたウイリアムズは、期待の若手ドライバー、ボッタスを今季レースドライバーに昇格させた。しかし今年のウイリアムズは低迷、ボッタスはいい結果を残せずにいる。
6戦終了時点でウイリアムズは1ポイントも獲得できていない。
「この時点まで僕らが全くポイントを取れないなんて、誰も予想していなかった事態だ」とボッタス。
「去年より一歩前進するものと誰もが期待していた」
「僕がクルマに乗っている時に優れた仕事をしていても、外からはそれがなかなか見えない」
「僕にできるのは常にベストを尽くすことだけだ」
「チームからはポジティブなフィードバックをもらっている。今も学習中だが、速さの面ではパストール(・マルドナド)に匹敵するレベルだ。僕らはここまでほぼ同じぐらいの位置にいる」
6戦中マルドナドが3戦リタイアを喫しているのに対し、ボッタスは全戦完走を果たし、最高位は11位となっている。
来年以降に関してはまだ考えておらず、とにかく1戦1戦で最善を尽くしていきたいと、ボッタスは語った。
「それ(来年)について考えるのはまだ早い。目の前のレースに集中し、それが終わったら次のレース、また次のレースに集中していくだけだ」
「(自分の仕事に)それなりに満足している。振り返れば『もっとうまくやれたかも』と思い『もっとうまくやれればよかったのに』と思うことは常にあるものだけど」
「デビューイヤーとしては楽なシーズンではない。クルマはとてもトリッキーで、改善するために頑張っているところだ。僕にとっては間違いなく大きなチャレンジだけど、僕はチャレンジが好きなんだ」
「ルーキーイヤーとしてはいいスタートを切れたし、もっと向上できるよ」