プレスインフォメーション\t2011年4月30日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011 第3戦 (富士) 公式予選
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第3戦 公式予選を、2011年4月30日(土) 富士スピードウェイ(静岡県)にて開催いたしました。
4月29日金曜日の専有走行を終え、Porsche Carrera Cup Japan(PCCJ)は4月30日に2011年の開幕戦となる第3戦を迎えた。チャンピオンクラス、ジェントルマンクラスの2クラスのエントリー総数は13台。ルーキーや復帰組など、昨年とは違う顔も加わり新シーズンがスタートした。
4月29日の専有走行ではルーキーの#22 Michael Greenがトップタイムをマークし、関係者を驚かせた。28日の合同テストでの全体の5番手から#22 Michaelは走行を重ねるごとにタイムアップ。「全体的に良くなったけど、とくにダンロップコーナーが良くなった。そこから13コーナーまでで大きくタイムを稼げているよ」と語っていた。一方、#14 安岡秀徒は29日の専有走行では納得のいかない様子。「実は昨日の合同テストで失敗しました。突き進めていったセッティングが最終的には正しい方向ではないと分かって、少し時間をムダにしてしまったんです。そういう意味での遅れが響きました」。この日、#22 Michaelにトップタイムを奪われ表情も沈んでいたが、「明日は挽回してみせます」と気持ちを切り替え予選に臨む。
公式予選は29日の14時15分からスタートし、14時45分までの30分間のベストタイムで争われた。快晴に包まれた富士スピードウェイのピットロードから#22 Michael、#16 横幕ゆぅ、#18 大久保仁の順にコースイン。タイヤに熱を入れながら、グリップが最大となる2〜3周目へ全ドライバーが集中力を高めていった。計測2周目から1分45秒台を切ってきたのは#14安岡のみで、1分44秒989をマーク。#15 神取彦一郎が1分45秒903、#18 大久保、#47 藤田明、#5 高見澤一吉らが1分46秒台前半で続く。
この日の富士スピードウェイでは午後からホームストレートで強い追い風が吹き、前日の専有走行よりもストレートエンドスピードが5km〜10kmほど上がっていた。そのため1コーナー進入時のブレーキングミスや、1コーナーを抜けた先での強い向かい風でバランスを乱したりと、タイムアップに苦しんでいるドライバーが少なくなかった。#22 Michaelもそんなひとり。「1コーナー出口、100R、ヘアピンでマシンが不安定になった」。もちろん#14 安岡も強風の影響を受けていたが、ただひとり1分44秒台を刻み続けていた。セッション15分経過時点では、チャンピオンクラスが#14 安岡、#22 Michael、#5 高見澤、#47 藤田、#18 大久保、ジェントルマンクラスは#15 神取、#16 横幕、#8 櫻井澄夫というオーダーになっていた。
最終的にポールポジションを獲得したのは#14 安岡。計測7周目で1分44秒081までタイムを縮め、ライバルを寄せ付けなかった。「昨日の専有走行での反省点を生かして、今日は走り方を変えて臨みました。タイヤも最初から2セット投入すると決めて、とにかくポールポジションにこだわりました。43秒台中盤を狙っていたので1分43秒981というコースレコードが破れなかったのが残念です」。チャンピオンクラスでこれに続いたのは、徐々にタイムを上げてきた#22 Michael。計測4周目で1分44秒台に突入、翌周にトップ#14 安岡に続く1分44秒651をマーク、さらにセッション残り5分を切ってから1分44秒309までタイムアップしてポールとの差を縮めていた。「セクター3はまだまだミスが多いけど、ルーキーで2番手だから悪くないね」。3番手に入ったのは「コカコーラコーナー、100R、ネッツコーナーでリヤが滑って、アクセルが踏めなかった」という#15 高見澤だった。
ジェントルマンクラスは#16 横幕がクラストップ。「追い風で1コーナーのブレーキングポイントが10〜20mほど変わってきたので最初は難しい状況でした。でも、タイムには満足しています。昨日の専有走行のベストが1分45秒559。そこから予選の1分44秒720まで上げられて、自分でもマシンに乗れているなって感じました」。#16横幕に0.187秒という僅差で敗れた#15 神取は「セクター1、セクター2でベストだった時のタイムじゃないのが残念。横幕選手に負けたけど、まあ最終的にはうまくまとまりました。マシンを降りて、彼には『おめでとう』って言っときました」と笑顔で語った。この二人に#44 Akira、#17 飯田太陽、#3 江本玄が1分45秒台で続いた。
5月1日決勝日は雨の予報も出ているため、#14 安岡のようにニュータイヤ2セットを投入したドライバーもいるが、一方でドライを1セット残したドライバーもいる。果たして、どちらの決断が吉と出るのか? 決勝スタートは12時を予定している。
