マクラーレンは、今年の新車発表会をドイツのベルリンで行うことは、タイトルスポンサー、ボーダフォンの意向により決定したと説明した。
マクラーレンは、2011年のマシンMP4-26を、最初の合同テストが終了した翌日の、2月4日にベルリンで披露すると発表した。他の主だったチームはバレンシアでの1回目のテストに新車を間に合わせる予定であるため、マクラーレンの発表会がライバルたちより遅く行われることが話題になるとともに、なぜベルリンで開催されるのかということにも関心が集まっていた。
ベルリンが選ばれた理由について、エンジニアリングディレクターであるパディ・ロウは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのインタビュー企画において次のように答えたと、F1公式サイトが伝えている。
「ボーダフォンの希望によるものだ」とロウ。
「彼らは、ボーダフォン・ジャーマニーの活動の一環として、ベルリンで発表することを望んでいる」
ロウは、新車発表がライバルチームよりも遅く行われるのは、以前からの計画であり、作業の遅れによるものではないと述べている。