長年シルバーのカラーリングを使用してきたマクラーレンが2011年にマシンのカラーリングを一新し、ブラックのマシンになるのではないかといううわさが持ち上がったが、マクラーレンがこれを正式に否定した。
2009年末、メルセデスはブラウンGPを買収してワークスチームとしてF1に参戦することを発表、マクラーレンはメルセデスから自らのチームの株式の買い戻しを段階的に行っていくことを明らかにした。
これに伴って2010年にはシルバーのマシンカラーリングを採用しないのではと推測されたが、Motorsport.comによれば、この際にチームプリンシパルのマーティン・ウィットマーシュは「(シルバーは)マクラーレンのブランドカラーであり、我々自身にとっても我々のパートナーにとっても役立っている」と述べたという。
しかし、Motorsport.comは、メルセデスGPもシルバーのマシンを走らせており、今年中に株式の買い戻しが終了する予定であることから、マクラーレンがカラーリング変更を行うという推測が再度浮上しており、2011年のオフィシャルグッズには主にブラックのカラーが採用されているため、ブラックのマシンになるのかもしれないと報じていた。
このうわさに関連して、マクラーレンの公式twitterアカウントの「TheFifthDriver」が次のような書き込みを行った。
「ブラックのカラーリング? いやー、ないですね。2007年にボーダフォン・マクラーレン・メルセデスが誕生して以来慣れ親しんでいただいているロケットレッド&クロームフィニッシュです」
「ところで、これは公式コメントです!」