ヘレスF1合同テスト4日目最終日の31日、前日にトップタイムをマークしたケビン・マグヌッセンが、 マクラーレンMP4-29のテストを行った。
午前中は雨、午後には曇りで時々小雨が降るという天候の中で、マグヌッセンは110周を走行、1分30秒806で全体の4番手タイムをマークした。
午前中、ルーキーのマグヌッセンはインターミディエイトおよびフルウエットタイヤで貴重な経験を積んだ。その後も順調に周回を重ねたマグヌッセンだが、セッション終了10分前にターン10で濡れた縁石に乗り、ウォールにクラッシュし、この日の走行を終えた。マグヌッセンにけがはなく、「MP4-29のダメージは比較的小さいもので、この日のプログラムへの影響は最小限にとどめられた」とチームはコメントしている。
4日間の中でマクラーレンは245周と、全チーム中3番目の距離を走破した。
19日から22日に行われるバーレーンでの次回テストでは、前半をマグヌッセン、後半をジェンソン・バトンが担当するとチームは発表している。