15日、都内でDTM代表団が来日し、DTMとスーパーGTの間での将来に向けた規則統一へ、日本レース関係者に向けてプレゼンテーションを行ったが、この一連の動きに対する海外メディアの関心も高く、いくつかのインターネットサイトで記事が紹介されている。

 もともと今回の動きはイギリスのAUTOSPORT誌、autosport.comが先駆けて報じたが、その後英語圏をはじめ、ドイツやスペイン、ニュージーランド、ロシアなど海外のサイトでもいくつか記事が紹介されている。ツーリングカーレースを専門に扱うTOURINGCAR TIMES(http://www.touringcartimes.com/)では、英AUTOSPORT誌が報じたピーター・ダンブレックのインタビューを掲載している。

「僕が初めてスーパーGTのマシンをドライブしたのは2005年(イエローハットYMSスープラ)だったんだけど、それまでドライブしていたDTMのオペルとすごく近く感じたんだ。最近はスーパーGTマシンもパワーが減らされているから、同じくらいの力かもしれない。スーパーGTの方が少しパワフルな感じだね」とスーパーGTとDTMの両方をドライブした経験をもつダンブレックは語る。

「ダウンフォースのレベルはだいたい同じくらいかもしれないけど、大きな違いはタイヤだね」とより細いコントロールタイヤを使用するDTMと、タイヤメーカーのコンペティションがあり、太いタイヤを使用するスーパーGTとの違いを語る。

 また、TOURINGCAR TIMESやロシアのauto-sport.ruでは、BMWモータースポーツのマリオ・タイセン代表のコメントを紹介。タイセンはDTMとスーパーGTの規則統一に向けた動きを歓迎し、「もし規則統一が図られるのであれば、我々も新しいモデルを製作するだろう」と示唆している。

 15日に行われたDTM代表団からの提案には、現在の規則のままDTMマシンとスーパーGTとの交流戦を行うプランが提示されたようだが、これについてスペインのSportMotores.esでは興味深い記事を掲載。すでにDTMマシンが日本のどこかのサーキットに持ち込まれ比較テストが行われ、その性能比較の結果7秒の差があったと報じている。

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