フェリペ・マッサは、フェラーリとの来季契約に関してさまざまなうわさがなされているが、気にせず、いい結果を出すことに集中していると語った。
マッサとフェラーリとの現在の契約は今季末までとなっており、マッサは早急にいい結果を出すことをチームから求められている。
マッサの後任候補として、キミ・ライコネンやニコ・ヒュルケンベルグの名前が挙げられているが、マッサは残留に自信を持っていると語った。
「自信を持っている。自分がどういう状況であっても、自信を持つことはとても重要だ」とマッサは今の心境について語った。
「人が何を言っても、気にしない」
「僕にとって大事なのは、自分が信じているものであり、チームのスタッフの発言であり、チーム内の作業だ。それこそが一番重要なものだ」
「それに比べるとその他のことは重要じゃない」
夏休み前に、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロはイタリアのメディアに対し、マッサにはもっとポイントを稼いでくれることを期待していると語っており、マッサ自身も、残留するにはもっといい結果を出す必要があると認めている。
マッサはこれまでは不運なレースが多かったと考えており、今後、マシンの力を限界まで引き出し、できるだけいい結果を出して将来につなげたいと語った。
「今年、パフォーマンスがよく、すべてがうまくいきながら、本来獲得できるはずのポジションでフィニッシュできなかったレースがたくさんあった」
「マシンをできるだけいい形で活用することが重要だ」
「そうすれば最大限の結果が出せるし、そうなれば将来に向けて期待ができる」