フェラーリのフェリペ・マッサは、来季についてさまざまなうわさが出る状況には慣れており、チームの信頼に応えていい結果を出すために努力するだけだと語った。
フェラーリが、来年もマッサを残留させるのか、フェルナンド・アロンソのチームメイトとして他のドライバーを起用するのか、注目が集まっている。
ホームグランプリであるイタリアGPでフェラーリはドライバー発表を行わない予定であることを明らかにしている。
「この状況には慣れている。キャリアがスタートした時からずっとこんな感じなんだ」とマッサは、来季についてさまざまな推測がなされることについて、フェラーリ公式サイトのインタビューにおいて語った。
「うわさには何の意味もない。重要なのは、チームが僕を信頼してくれており、僕がそれをとても強く感じていることだ」
「僕はシーズン後半でもっとうまくやらなければならないことは分かっている。前半戦は不運にもいい結果を出せないレースがいくつかあった。でもパフォーマンスは常によかった。フェラーリに残れるチャンスは十分あると今も思っている」
イタリアGPは特別なレースであり、アップデートが効果を見せていい結果が出せることを願っていると、マッサは語った。
「僕にとってふたつめのホームレースだ。僕の家系のルーツはイタリアにあるから、このイベントに対して特別な感情を持っている」
「ファンは熱狂的に応援してくれるので、彼らが喜んでくれるような結果を出したいと思っている」
「ベルギーではF138の競争力が向上していた。モンツァに持ち込むアップデートが前進の助けになるといいね。決勝でも予選でも、モンツァだけでなくシーズン残りのレースすべてにおいて前進につながることを期待している」