ウイリアムズのパストール・マルドナドは、昨年は何度もペナルティを受けたが、自分はミスから学習し今年は成長したと語った。
昨年のマルドナドは、非常に速くスペインGPではポール・トゥ・フィニッシュを飾っているものの、アクシデントも多く、何度もペナルティを受けた。彼は1勝を挙げたにもかかわらず、昨年の獲得ポイントは45ポイント、ランキング15位だった。
今年はウイリアムズのマシンが精彩を欠き、マルドナドはここまでの2戦では17番グリッド、16番グリッドからそれぞれスタートし、共にリタイアという結果となっている。
「僕は経験を積んだ。機会が訪れれば勝てるということを証明した」とマルドナド。
「誰にでもうまくいかない時期はある。それに、何度か事故を起こしたから、スチュワードは他のドライバーより僕に注意していて、目をつけられていた」
「でも人はミスから学ぶ。僕は経験を積んで、落ち着きが出てきた。もうスチュワードに呼ばれないといいな」
マルドナドは、ウイリアムズのマシンに全レースで勝つほどの力はないのだと受け入れるのに少し時間がかかったと述べている。
「少しプッシュしすぎたかもしれない」とマルドナド。
「自分のクルマにはすべてのレースで勝てるようなパフォーマンスはないということが分からなかった」
「昔は常に勝利を目指していた。でもF1は他とは全く違う。時には10位で満足しなければならないんだ」