2011年にウイリアムズからF1デビューを果たすことが決まったパストール・マルドナドが、ベネズエラを代表してF1に参戦できるのは嬉しいと述べ、来年F1で走る準備はすでに整っていると語った。
マルドナドは2010年GP2でタイトルを獲得した後、2011年にはニコ・ヒュルケンベルグに代わってウイリアムズに加入することが1日、正式にチームから発表された。
「GP2はとてもいい選手権だ。ドライバーがF1への準備をできる。このポジションにたどり着くために頑張ってきたのだし、自分は準備ができていると感じている」とマルドナドはチームの公式サイトにおいてコメントしている。
「ウイリアムズは素晴らしい仕事をしている。チームの一員になれたなんて信じられないよ。夢がかなった」
来季のチームメイトは、ベテランのルーベンス・バリチェロだ。
「ルーベンスをチームメイトに持てるのは嬉しいことだ。彼はとても経験のあるドライバーだからね。彼からたくさんのことを学べるだろう。彼が南米出身なのも嬉しいよ! とても面白いチームになりそうだ」
マルドナドは史上4人目のベネズエラ人F1ドライバーになる。
「ベネズエラからF1ドライバーが出てから30年近くたつ。ベネズエラは、国を代表するドライバーを輩出するために若手ドライバーの支援をしてきた。僕がそのドライバーになれて嬉しく思う」
2011年の目標は、できるだけ早くトップに立てるように集中して自分の仕事をすることだと、マルドナドは言う。
「できるだけトップに近づき、マシンの力を最大限に引き出すためにベストを尽くすだけだ。チームは懸命に作業しているし、僕もできるだけ早くトップに立てるよう頑張らなきゃならない。僕はルーキーだけど、それは問題にはならないだろう。常に集中し、自分の仕事をするだけだ」