今季末での引退を発表したミハエル・シューマッハーが、来年もF1で走るための選択肢はあったが、それを選ばなかったと語った。
シューマッハーは、日本GPを前にした木曜、鈴鹿で2012年いっぱいでの引退を発表した。
メルセデスは先週、来年シューマッハーの代わりにルイス・ハミルトンを走らせることを明らかにしており、シューマッハーが他チームでレースを続けるのか、メルセデスに別の役割で残るのか、注目を集めていた。
引退記者会見において、シューマッハーは、来年走れるチャンスがあったことを明かした。
「僕自身が残りたければ、残るための選択肢はあった。でも正直言って、それを選びたくなかった」とシューマッハーはコメントした。
この後はどうするのかと聞かれ、シューマッハーは、次のように答えた。
「次はどうするのかははっきりしている。残りの6戦を戦う」
「その後のことは、まだ分からない。今の時点で決める意味もないし、その必要もない。最初の時と同様に適切な行動をする。前回の時は2回目はないと思っていたのに、今僕らはここにいるけどね。今は自分の仕事を完全にやり遂げることに集中する」
「その後で、次に何をするかを考えるよ」
「この件についてはこれ以上言うことはない。いくつか選択肢があるのは事実だし、その中の一部は皆も知っている。でもどんな選択肢であれ、時が来たら決断を下す」