ミハエル・シューマッハーは、メルセデスの2012年型マシンF1 W03の発表に際し、マシンを初めて走らせた時にいい手応えを感じることができ、これから新車を競争力あるマシンに仕上げるために必死に努力していくと語った。
メルセデスは、今年初のF1合同テストには2011年型マシンで参加、先週F1 W03のシェイクダウン、19日にプライベートテストを行い、21日、正式に新車を披露した。
「これまで僕は何台もの新車の発表会や初走行を経験してきた。それでも何年たっても特別な気分だね。この時期は期待に満ちた、貴重な日々だ」とシューマッハーは述べている。
「先週F1 W03を初めてドライブした時、マシンからはすぐにいいフィードバックと感覚を得ることができた。今日からこのマシンを競争力あるクルマに仕上げるために集中的に作業に取り組んでいく。僕らがどれだけ大きな前進を果たしたかは、今後の2、3週間の作業の中で見えてくるだろう。でもブラックレーとブリックスワースのスタッフが全力を尽くし、素晴らしい仕事をしたのははっきりしている。彼らに心から感謝したい。彼らがどういう形で報われたいと思っているかは知っているし、僕らはそれを実現させるために頑張る」
「僕自身は、また戦いたくてたまらない気分で新シーズンを心待ちにしている。シーズンが始まるのが待ちきれないよ」