フランスのマニ-クール・サーキットで行われているF1若手ドライバーテストの2日目は、フォース・インディアをドライブするジュール・ビアンキがトップタイムをマークした。
初日、フェラーリをドライブしたビアンキが、2日目はフォース・インディアのマシンに乗り換え、前日フェラーリで記録した自己ベストを1.5秒以上も短縮、再びタイムシートのトップにつけた。
ビアンキのタイムは、最後にフランスGPが開催された2008年のポールポジションタイム(キミ・ライコネン/フェラーリ)、1分16秒449からわずか100分の2秒遅れというタイムだった。
2番手につけたのは、前日に続いてメルセデスをドライブしたサム・バードだ。チームは初日にコアンダ効果を採用した新しいエキゾーストのほかに、ロータス型のダブルDRSをテストした模様だが、この日はレギュラードライバーのミハエル・シューマッハーがオブザーバーとして参加し、これらのアップグレードについて説明を受けている。
イタリア人ドライバーのダビデ・リゴンを起用したフェラーリは、空力テストと合わせ新型フロントウイングでの走行を繰り返し行った。
若手テストは、明日が最終日となる。