メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、今季ここまでの戦いには満足しているが、浮かれることなくトップを目指していくと語った。

 メルセデスはF1ワークスチームとしての昨年までの3年で1勝を挙げるにとどまり、思うような結果を出せずにいたが、今季のクルマは速さを見せており、マレーシアGPではルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがレッドブル勢に続く3位と4位を獲得した。

 ハミルトンは、今やメルセデスはレッドブルに次ぐ2番手のポジションについていると述べている。

 第2戦の活躍で期待は高まっているかとの問いに対し「もちろんだ」とウォルフは答えた。
「ポールポジションが取れなかったことはそれほど気にしなかった。決勝に大きな期待をかけていたんだ」
「堅実で、いいレースをした。だが、我々にはやるべきことがまだたくさんあり、他のチームよりももっと努力すべきであると、ワールドチャンピオンに教えられた」
「期待はしている。だが調子に乗るべきではない」

 メルセデスは今年ここまでのところ、目指していたとおりの前進を成し遂げていると、ウォルフは語った。
「私が望んでいたような状況だ。今のポジションこそ、我々のチームがいるべき場所だ」
「トップチームの仲間入りをし、世界選手権を制すには、すべての要素をうまくやる必要がある」
「第2戦でそのための土台を固め始められたことに満足している。だが今後も努力し、開発を進め、前進していかなければならない。マレーシアはすでに過去のことだ」

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