FIAが設立したジュール・ビアンキの事故調査委員会は、安全のためグランプリ決勝スタート時刻を早めることを提案しているが、オーストラリアGP主催者は、今年も17時スタートを維持すると断言した。

 日本GPでのビアンキの事故を受けて設立された事故調査委員会が昨年12月、396ページにわたる報告書を提出、アクシデントの分析や今後の対策についての提案を行った。

 委員会が行った提案の中には以下のような文章が含まれている。
「レギュレーションあるいはガイドラインによってイベント開始時刻は日没の4時間以上前に設定すべきであると提案する。ただしナイトレースは除外する」

 オーストラリアのレースはここ数年、ヨーロッパなどでテレビ視聴しやすい時間帯に開催するため、17時に開始されている。これが数時間早められるとヨーロッパでは日の出の時間帯の放送になる。

 オーストラリアGPの責任者アンドリュー・ウェスタコットはメルボルンでのレース開始時間は変更されないと述べたとFOX MOTORSPORTが報じた。

「レース(開始)時刻は今年も午後5時だ。オーストラリアGPコーポレーションとF1マネジメントの間でそういう合意がなされている」とウェスタコットは発言した。
「つまりメルボルンでの開幕戦はアジアではランチタイム、ヨーロッパでは朝食時に放映される」

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