F1モナコGPの決勝は、スタートで数台が絡む多重事故が起き、ザウバーの小林可夢偉も巻き込まれた。
事故はスタート直後の1コーナー手前で発生。4番手スタートのロメイン・グロージャンと3列目から抜群のダッシュを見せたミハエル・シューマッハーが接触した。
グロージャンは接触と同時にコントロールを失い、1コーナー手前でストップしたが、混乱した後続の数台が絡み、それに巻き込まれた可夢偉のマシンは大きく宙に跳ね上げられた。
これでレースはセーフティカー先導となったが、グロージャンとパストール・マルドナドはリタイア。自力でピットまで戻った可夢偉も、レース再開後の6周目にガレージにマシンを入れている。