20日よりお台場・特設会場で開催されている『モータースポーツジャパン2012 フェスティバル イン お台場』。秋晴れとなった2日目も多くのモータースポーツファンが足を運び、今年も盛況のうちに幕を閉じた。
2006年の初開催から7回目を迎えたモータースポーツジャパン。両日ともに天候に恵まれ、2日間合わせ昨年よりも多い10万人以上のファンがモータースポーツを楽しむイベントとなった。
今年は、日本のモータースポーツの貴重な映像が見られる「歴史映像館」や、スーパーGT参戦チームによるメーカー対抗のピットストップコンテストなど新たなイベントも加わり、さらに盛り上がりをみせる。
ドライバートークショーやクイズ大会、タイヤ交換体験など午前中からホンダ、ニッサン、トヨタなど各ブースが趣向を凝らしたイベントを実施。朝からエンジン音がお台場の空に響き渡る。昨年に続いて2日目には佐藤琢磨が登場。ホンダブースでは、武藤英紀や山本尚貴と共にトークショーに参加し、普段は聞けないプライベートな話も披露し、観客を楽しませていた。
さまざまなデモ走行が走行エリアで行われ、午後には恒例のメーカー対抗カートリレーが行われ、ホンダチームに参加した琢磨には、ひときわ大きな声援が送られる。カート対決の結果は、本山哲、ミハエル・クルム、安田裕信のニッサンチームの勝利で終わる。
琢磨は、さらにフォーミュラ・ニッポンのデモ走行も行い、迫力のスピンターンを披露し今年も観客を大いに盛り上げてくれた。
2日間のポイントで争わるはずだったメーカー対抗のピットストップコンテストだが、急きょ前日の結果はカウントされず、今回の結果で総合優勝を争うこととなる。最初にチャレンジしたチームクニミツは15秒2と前日を上回るタイムを見せたが、続くトムスが14秒2と好タイムを出しすぐさま逆転。そして、最後にチャレンジしたニスモが迫力のピットストップを見せるも、15秒2とクニミツと同タイムで、トムスが総合優勝を飾った。
その後もモータースポーツ車両による同乗体験など、日が暮れるまでファンを楽しませるイベントが実施され、今年もモータースポーツの祭典が幕を閉じた。